前田せんせより
その後、妹尾さんから「練習の結果」を報告メールをいただきました。
「被験者になってくれる人が見つかったので、5回ほどチャレンジしてみました。〜中略〜 被験者に後で話を聞いたところ記憶退行で『本当に楽しいことばかり思い出した』『思い出したくない場面になると勝手に違う場面に移っていった!』と言ってました。また、覚醒のときには『まだ起きたくないと思った』とも言ってました。〜中略〜 うまくいかない時の最大の理由は、「私自身の自信のなさ」だと思っています。まだまだ、始めたばかりなので、うまくいかないのも無理はないのかも知れませんが・・・」
私の著書でも解説しているとおり「催眠誘導された実感」を持てる被験者はそれほど多くはありません。むしろ本人が気づかずに理性が弱まっていることこそが催眠状態の最大の特徴なのだと理解してください。誘導の練習段階における最初の目標は「被験者がまた誘導されたいと感じてもらうこと」です。その意味では被験者に「まだ起きたくない」と感じさせたのでは大成功だと言えるでしょう。
これからも被験者に安心を与えるために自信を持って誘導を練習してください。
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