先週の●曜日、●月●日にお世話になりましたAKです。
その節は、本当に有難うございました。
遠く神奈川から神戸へ伺ってから1週間、早くも私の心境に変化が現れ、嬉しさのあまりメールしてしまいました。今までの私のように、苦しんでいる方のお役に立てれば幸いです。
ただ 、私には文才がありませんので、この喜びをどこまでお伝えできるか、少し不安ではありますが・・・。
『男性恐怖・男性不安』ということで、先生の処へ伺った私ですが、最初に謝らなければなりません。遡れば、私は男性恐怖・男性不安だけに苦しんでいた訳ではありませんでした。
前田先生の処へ訪れる前、私は2年以上に渡って、神奈川県内のカウンセリング施設と、精神科の病院にかかっていました。病名は、『乖離性人格障害』。数十回のカウンセリングと薬の治療のお陰で(原文のまま)、乖離は出なくなり、私自身も、将来について前向きな気持ちになれていた時でした。
何故、乖離が起きたのかと言うと、中学の時に病院で『自律神経失調症』と診断され、高校進学が出来なくなり、その後なんとか根性で大学へ進学したものの、大学入学式の1週間前に父親が癌で他界し、その結果学費が払えなくなってしまったので、アルバイトで学費を稼ぎつつ何とか卒業までこぎつけました。
しかし、就職を3ヶ月後に控えたある日、アルバイト先の上司にレイプされ、挙句の果てに別の男からストーカー行為を受け、「私はどこまで頑張ったら報われるの?」と出口の見えないトンネルに入った気分になってしまって、無気力、自傷行為、徘徊といった問題で悩むようになったのです。当然、勤めていた会社もクビになりました。今にして思うと「私は何て可哀想な女」と酔いしれていたのでしょう・・・。
幸い私は今の主人と巡り合い、二人三脚でここまでやってきました。でも、あと一歩が踏み出せなかったのです。それが男性恐怖・男性不安でした。気持ちが打ち解けていない男性と2人きりになると、レイプされた時のフラッシュバックが起きるのです。また乱暴されるのではないか・・・と怖くなってしまうのです。病院に行こうとしても、大抵が男性の先生。体調を崩して40度の高熱にうなされた時でさえ病院には行けず、ただ横になって、熱が下がるのを待つばかりでした。
そこで、主人がしびれを切らしたのでしょう。『催眠療法』についてインターネットで調べ始めたのです。正直私は、「インチキ臭〜い。勘弁してよ。」と思っていました。実際、東京のとある有名な催眠の先生の処へ訪れたこともありました。しかし効果はほとんどありませんでした。
そんな時、主人が「神戸に良い先生がいらっしゃるらしい」と言ってきたのです。・・・でも、申し訳ありません、先生。
私は神戸に行く気にはなれませんでした。主人が強引に予約を取って、先生が電話口で「本人に代わってお話しできますか?」とおっしゃって下さった時も、「出掛けています」と、嘘をついてしまったのです。一通り、主人が先生に私の悩みや状態を説明していた時も、「何で勝手に話すの!!」と激怒した程です。。。
そんな訳で、イヤイヤながら、仕方なく神戸への旅は始まったのです。「高い料金払って、何の効果も無くったって知らないからね」と、思いつつ・・・。
明石の駅へ着き、お昼に明石焼きなどを食べながらも、「やっぱり嫌だな〜」とずっと気が重かったです。でも、ここまで私を思ってくれる主人に悪いな・・・という気持ちで、タクシーに乗り込みました。
タクシーが着くと、そこは意外にもふつうのハイツ風の建物でした。主人に先導され、部屋に入ると、優しそうな女性が出迎えて下さいました。「でも、先生はゴツイ男性なんだよな・・・大丈夫かな。」などと不安に駆られるながら、待つこと15分位だったでしょうか(私達はかなり早く到着してしまったので・・・)。迫力のある男性が部屋に入ってきました。
「もう嫌だ〜。帰りたい!」と思いつつも平静さを保っていたところ、先生は、豪快に「エーディーラボ催眠クリニックへようこそ!」とおっしゃって笑っていました。普段の私なら、緊張の頂点に達してしまうところですが、なぜか不思議と身体の力が抜けたのです。「あ、この人なら大丈夫かもしれない・・・」
その後、1時間程、催眠心理療法についての説明を聞きました。先生がおっしゃる事は、自分に当てはまることばかりで、又、先生は私の事を見抜いているかの様に、心当たりのある事ばかりをおっしゃいました。そして「さあ、もしここまでの説明で納得がいったら施術を開始します」と、『決断の時』を示されたのですが、主人と私は、迷うことはありませんでした。「宜しくお願いします」・・・と。
いよいよ本番(催眠誘導)・・・となった時、「じゃ、ご主人は退席してもらって」と先生がおっしゃいました。これまでの私なら、「主人が同席できないんですか?」と、聞いたことでしょう。初対面の男性と2人きりになるなんて、とんでもない!!でも、前田先生と2人きりになる事になぜか抵抗を覚えませんでした。音楽が流れる中、先生の心地よい声が私を誘導します。「身体の力が抜けてきます」と言われると、私の身体は、フワフワ浮いた様な感覚に包まれました。「催眠状態ってこんななんだ・・・」と思うのも束の間(?)で「目が覚めますよ」と先生の声。でも、実際は50分も催眠状態だったと聞いて、「私、汚い顔して寝ていたかも・・・」と、ちょっとだけ女心が乱れてしまいました(笑)。
その後、自分を信じられなくなってしまった心的原因の確認・・・。
私の場合、絶対に男性関係のトラウマだと思っていたのですが、浮かんできた光景は、「心理学をやりたいって、自分の辛い過去を活かせるという思い込み?」という言葉と、通信制の高校の担任の顔だったのです。でもよく考えてみると、私はその言葉に反論が出来ず、当初、大学で心理学を専攻したかったところを、社会学に切り替えた、という過去がありました。そして、何かある度に「こんなはずじゃなかった」という気持ちでいました。父親が亡くなった時もそう、レイプされた時もそう、ストーカー被害に遭った時もそう、会社をクビになったときもそう・・・。担任の一言がトラウマが、私を追い込み、逃げ場の無い世界へと入っていったのだと気付きました。
さあ、そしてトラウマとさよならをする時が来ました。「あなたはこの気持ちを、このまま持って帰りたいですか?」と先生はおっしゃいました。もちろん答えはノーです。すると先生は、○○○○○を○○○○○のようにイメージするよう促しました。そして、それを思いっきり投げつけて!・・・と。冷静に考えれば、そんな事でとらわれの気持ちが消えるのかと思うのですが(先生ゴメンナサイ(笑))、それは叩き付けられ、粉々に砕けていったかのようでした。
その後、自己カウンセリング。自分で催眠状態に入る練習をし、自分を自分で慰め、励ます方法を教えて頂きました。
私は、現実から逃げようとする中で、『乖離』という行動に逃げたのかもしれません。腕に熱湯をかけて大火傷を負い、カーテンレールで首を吊り(幸いカーテンレールが折れ、現在もこの世にいますが) 、知らない場所へ逃亡したり・・・。でも、それは全て病気のせいだと思っていました。記憶が無いから、私の意思ではないと思っていました。いえ、そう思う事で、現実を直視しない自分を正当化していました。 男性恐怖・男性不安にしてもそう。病気なんだから!治らないのだから!(原文のまま)と勝手に決めつけ、どんどん自分を恐怖のドン底に追いやっていました。
別室で待っていた主人にとっては、何のこっちゃ・・・。「何で途中、休憩も取らずに終わりまでやっちゃうの?最後位は見せてもらいたかったのに」。私が確実に良くなっていく処を、その目で見たかったのでしょうが・・・。ゴメンネ。集中したかったのよ。帰りの新幹線の中、今までの自分の気持ちにケジメがつき、私は主人に言いました。「私、病気だと催眠かけていたんだ。もう病気じゃないのよ。」(原文のまま)とても晴れ晴れとした気持ちでした。
あれから1週間。気持ちに少し乱れが出てくると、先生に教えて頂いた音楽を聴いて、自己カウンセリングを行うと安定します。「私、病気じゃないんだ」そう思うだけで、心がすっと軽くなるのです。私は、ずっと自分で自分を病気にしていました。(原文のまま)自分で自分に呪縛をかけていたのです。前田先生のお陰でそれを知ることが出来ました。そして、開放される事が出来ました。
長くなってしまって申し訳ありません。カット出来るところは、切っちゃって下さい(笑)。何とお礼を申し上げたら良いのか分かりません。本当に有難う御座いました。これから、しっかり前を向いて人生を歩んでいきたいと思います。お世話になりました。
AK
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