私は長い間、あがり・緊張・時々起こる過呼吸・対人恐怖・対人不安に悩んでいました。
実は以前、名古屋の知人も、極度のあがり・緊張で3分間スピーチが怖くて催眠療法(名古屋では有名なところ)を受けたのですが全く効果がなく、結局会社を辞めてしまいました。そのせいで私は催眠療法というのは、効果が無い・うさんくさい・(かけた催眠が)解けたらおしまい・と思っていました。
・・・何処かに、あがり・緊張の名医はいないものかとインターネットで検索して見つけた"あがり・緊張は薬で簡単に治す事ができる" という滋賀県の心療内科を訪ねたことがありました。これで "私の人生バラ色だ"と、意気揚揚と家路に着き効果を試す時を心待ちにしていました。最初の頃は、即効力の有る薬を処方してもらっていたお蔭で"薬がお守り"となり、薬を持っているだけで勇気が湧きました。1ヶ月後、薬が切れるのが怖くて使い切る前に病院へ行き、先生に薬を飲み過ぎているのかと心配させてしまうほどでした。
しかし、次第に別の私が囁き出したのです。
・・・"ほ〜らほ〜ら 薬まで飲んでいて、それでも緊張したら今度はどうするつもりだぁ〜?"
そして、コーヒーを出している時にいろいろなパターンで失敗するイメージが浮かんでくるようになったのです。
(それでも、私は負けたくありませんでした。あがり・緊張さえ克服できたら。。。一度しかない人生を楽しみたい!)
と・・云う事は・・・もしかして、"私は悪い自己暗示の達人?" 「・・・チャンス!だったら、催眠療法!」(笑)
即、仕事中にもかかわらずHPを検索していたところエーディーラボ催眠クリニックを見つけて興味を持ち、これだと確信して家へ帰って早速メールで予約を入れました。

明石(実際は神戸市の端でした)はもちろん初めて、九州から行くので半分旅行気分?です。余裕を持って2泊3日としました。何の緊張も不安も有りませんでした。こんな所は不思議と度胸があるんですよね。(笑)
当日、せんせと会うと初対面なのに、なぜかしら懐かしい感じがしてホッとしました。何処かで見たことがある?HP?う〜ん違うなぁ・・・”私は、ここへ導かれたんだぁ〜”と密かに運命を感じたりしました。
「わざわざ遠いところを怪しい催眠療法にようこそ・・・。(笑)こんな怪しい仕事はありません。」と云われつつ約1時間、せんせの楽しくて有意義で納得のいくお話が終わってから、いよいよ施術の時間になりました。やっぱりちょっと緊張していたのか、何度もトイレに行かせてもらってすみませんでした。
せんせ「それでは自信を持って輝いていたあなたを探しに行きましょう」
・・"いつだったかなぁ・・こんな自暴自棄のときに、自信を持って輝いていた時なんて言われてもなぁ〜"・・しばらく沈んだ気持ちから脱出できないでいました。(このとき少々寒いのが気になっていたのですが、せんせは半袖姿で元気いっぱいでしたねっ。)
すると、せんせ「大丈夫。考えなくていいんですよ〜自然と浮かんできますからね。」
普段ぼーっと考えている事を思い浮かべているうちに、映像がはっきりと出てきました。新婚当時、ある事情から築30年の薄暗い家で貧乏生活している頃のこと。2階のベランダで洗濯物と布団を清々しい気持ちで干している私が見えたんです。
それから薄暗い台所で料理を楽しそうにしている私の後姿。ボロボロの机を新婚さんの家庭っぽく、ピンクにペインティングしてる姿。眩しいほどの強い光や穏やかな木漏れ日のような光で、シーン毎にいろんな光に変わって断片的にまるで映画を観るように次々と出てきました。でもその時は、"え〜っ?なんだこれぇー。この程度のものしかないのかなぁ〜"とショック。
(でも後々、よーく考えてみたら、この頃がやっぱり一番夢と希望に満ち溢れた毎日だったなー。)
「水の流れる音が聞こえてきたら目覚めましょう」と言われたけれど、あまりにも気持ちがいいので、ずーっとこのままでいさせて・・・と思うほどでした。
せんせは、確か40代だと4・5回くらい誘導が必要かも・・と言っては、笑っていらっしゃいましたよね。なぜだが、何度言われても私もその度、笑っちゃいました。ん〜まったくぅ、憎めない可愛いせんせですね〜(笑)
そして、いよいよトラウマ探し。
夫の二重生活を知った時、体に高圧電流が流れ、ガタガタと崩れ落ちていく信じていたはずの日常。ブレーカーが落ちた時のように、暗闇の中を喘ぎながらあっと云う間に過ぎた数日間。トラウマの原因である、夫の浮気の決定的事実を知ってしまったあの時の悲しみが蘇って、その味わった辛くて悲しい思いで号泣するかと思っていました。
ところが、その事を思ってみても悲しけど、ピンとこない。これは、なぜ?・・"う〜ん出てこない"せんせが云うようにトラウマって言うのは無くて、ただの思い込みだったのかなぁ〜と思いながら、私が主演の映画を観ているようでした。

・・・"これが原因でコーヒー出しやお酌が怖くて、手が震えていたのかぁ・・・"
だんだん悔しい思いと悲しい思いで涙があふれてきました。この思いを、せんせに手伝ってもらって一緒に遠くへ投げて砕け散らせて、施術は終わりました。意外な結果にびっくりです。
家に帰ってからも、自己催眠で簡単に催眠状態に入れています。若い頃のバリバリと電話に出たり、接客していた頃を思い出しています。催眠中は、もしかして「睡眠」かな?と疑うほど怪しい(笑)心地良さなのですが、「水の音」ですぐに気持ちよく目覚めるのには"暗示が効いてる!すごーい"と思わざる得ません。
仕事をしていても、自己催眠のイメージのお蔭で「勘」が戻ってきたと実感しています。それでも、動揺したり緊張した時には、パソコンで仕事をしている振りしてせんせのコメントをこっそり読んでリラックスしています。(^v^)
そして、せんせに教えてもらった現代催眠の自己暗示も、自分自身に対して実行しています。
今思えば、ある人に悩みを打ち明けた時「それは自意識過剰・自分を甘やかし過ぎだ。恥をかくのを恐れるな」と言われ、人前で緊張しても平常心と心に言い聞かせ、失敗して沈んでも、決して自分の心の悲鳴になんて耳を傾けることなどなく、それどころか自分を苛めていたんだなぁ・・・と思い知らされました。"私は幸せ!"と思った矢先に、何度も"奈落の底の思い"をしてきたせいで、幸せ!などと思うと、必ずしっぺ返しがあると思い込んでいた私は、なんともったいない人生を送ってきたのかと思います。
つらい経験やつまづきもあったけど、どんなにつらく悲しくとも「答え」は、自分で出すことを学び、心の真理を探究するエネルギーも貰いました。「全ては自分自身の思い込み」「心と身体はひとつ」そして「自分の心の声に耳を傾け、自分を信じることが自己愛」なんですね。なくしかけていた自信を取り戻し、生きて行こうと思います。ありがとうございました。
P.S.
どなたかが「1時間コース」があればと書かれてましたが、私も是非お願いしたいです。催眠心理療法を経験した後、せんせのHPを読むと更に納得できますし、新しい発見もありますね。再度、せんせから催眠を受けたら前回とは違う何かを感じるのではと思います。なんと言っても、せんせの催眠の心地良さをもう一度味わいたいです。(^^)
それから私の職場には女性が少ない為か、私は毎日社員の不平不満に付き合わされます。数名分の半分の憂鬱を毎日貰って帰り重い気持ちになますが、こんな人たちとの上手い付き合い方をするにはTA(交流分析)応用心理学マスターコースがいいのでしょうか?次回、ぜひ挑戦してみたいと思っています。 |