前田せんせのオフ会に行ってきた 2
前回(第二回)に引き続き、前田せんせのオフ会があったので行ってきました。
今回で第三回目だそうです。
前田せんせはNLPの大御所。
「日本一高い催眠療法士」と言いつつ、一日で(悪い)催眠を解除し完治させるという日本一良心的な催眠療法士。
NLP公認トレーナー近藤ひかるせんせとのジョイントで
毎度、興味深いNLP談義が聞ける内容の濃い楽しいオフ会です。
ちなみにオフ会の詳しい案内はこちら。
http://www.ad-labo.net/off.html
オフ会とは言いつつ、あらかじめこれだけのテーマを明確にして望む姿勢は尊敬いたします。
■内容と感想■
第3回催眠療法OFF会 実演デモ・プログラム
1.心理療法ファースト・インプレッション 前田 大輔
古典催眠誘導の前に行う「被験性テスト」を実演します。
NLPを取り入れた効果的な説明や実技方法を被験者を使ってわかりやすく解説します。
感想→
キーホルダーつるりんのイメージ法で参加者の一人を対象にデモ。
立ち位置の距離(パーソナルスペース:攻撃回避の距離感)や方向の話など。
この話しはパパさん(ヒプノさん)からもみっちり注意をされていたのでよくわかりました。
せんせの話しのポイントは
・目的は現実から離れて想像の世界へ誘導していくこと。
・自分で思うようもっていくこと。
・催眠やNLPはコミュニケーションの道具であって、大切なことは「何をしたいか」という目的の明示。
相手と同じ目的ならOK、NOなら×。
・人は一点を見つめさせたらモノを考えられない。
などなど。
でも一番印象的だったのはさりげなくミニスカートの女の子にコートを掛けてあげる気遣いでした。
そういう優しさは前田せんせの人間性をよく現していると思います。
催眠の技術うんぬん以前に人を思いやる気持ちは大切だと思います。
2.初対面の人から本音を聞き出す技術 長崎 祐子 氏
3ヶ月間に初対面1000人のインタビューに成功したコミュニケーションの実践技術について
「語りの技術」著者・フリーライターの長崎祐子さんにお話ししていただきます。
感想→
道を尋ねる時、第一声、なんて聞きますか?という設問から始まりました。
ほとんどの人が「すみませんが、、、」と答えると思います。
実はベストなのは、「こんにちわっ」とか「○○さん、」とか
明るいポジティブな印象を持つ言葉をチョイスした方がいいとうお話しでした。
日常会話で第一印象はとても大事だと思います。
視線を合わせないでいくらいいことを話したって、
非言語コミュニケーションで「嫌い」といっているようなものという話しもありました。
自分の周りにも視線をあわすのが苦手な人って結構います。
興味もありませんし、理解しようする気もありません、と暗に言っているようなもので、当然、嫌われます。
非言語コミュニケーションという意外なところで、損していることが多いんだと気づかされました。
今後も必要な場面で思い出したいのでメモしておきたいと思います。ありがとう。
3.集団催眠誘導によるリラクゼーション 渡辺 二朗 氏
現役の催眠心理療法士に古典催眠による催眠誘導を行っていただき、
会場に来られた全員に催眠状態を体験していただきます。
感想→
渡辺さんは四国から来られたプロの催眠療法士で、催眠術では前田せんせのお弟子さんの一人。
前回お会いしていたので親しみ度は◎。
パパさんやポットさん系の催眠調子(テンポやタイミング、擬音系を重視する催眠)に慣れている自分にとっては、
ちょっと誘導文が断定的で一本調子すぎるかなーってきらいも感じましたが、失敗するのは誰だって嫌。
そんな中で集団催眠をした「度胸」、トライした「姿」に敬意と拍手を贈らせていただきます。
自分には人前でやる度胸なんてありません。
だって掛かる方が好きだし、それに恥ずかしがり屋だもん(@^^@)
4.無意識と仲良くなる方法 桜井 直也 氏
心の問題・問題・悩みはどのように発生するのか、そのメカニズムの解説と、
問題・悩みに向き合うための基本的な考え方についてお話ししていただきます。
感想→
桜井さんは西新宿で催眠療法をやっていらっしゃる方です。
今日は緊張してますのフレーズから入っていきました。
緊張する=ドキドキ=呼吸回数が多くなる=筋肉に酸素を送る=逃げる準備
なんていう生体的な話しは興味をもって聞かせていただきました。
人間の本来持っている潜在的な警戒心や生体メカニズムを理解することは、
実証的に体系化された催眠術を理解する上で、不可欠な知識なんだと感じました。
前田せんせの立ち位置、パーソナルスペースの意味、
長崎さんの視線の話しに次いでの話しだっただけに、生体的な見地でよく理解できました。なるほどー。
また、「心は理性と無意識を計りにかけている天秤みたいなもの」というフレーズがありました。
更に「無意識を大事にして受け止めてあげることが大事だ」という話しは、
療法的な経験や観点からならではの所感だったと思います。
自分自身は療法士を目指しているわけではありませんが、何故?という場面にぶつかることが日常よくあります。
この天秤と無意識重視の観点は、自立的で心を抑圧しないコミュニケーション形態を模索する自分にとっては、
役立てられそうなスタンスだと思いました。
5.NLP心理技能の実演と解説 近藤 ひかる 氏
米国NLP(神経言語プログラミング)協会公認の最上位資格トレーナーを持つ近藤氏による
「ご自身の臨床実例」を踏まえた心理療法の技法紹介と解説です。
感想→
単純な権威暗示ですが、「クリントン大統領はNLPを必死に学んだ、
アメリカでは経営のトップはNLPを必須的に捉え学んでいる」というフレーズは気に入りました。
催眠やNLPを学ぶということは、どうしても日本社会では
催眠商法やエロ下心で学んでいるんじゃないかという寒い視線を感じさせるものがよくあります。
そんな時にこのフレーズは使える!そう思いました。
まっ最近は開き直ってエロでもいいか、エロは地球を救うなんて思ってはいますけどw
近藤ひかるさんのメインの話しは、アルバート※の非言語コミュニケーションのパーセンテージの話しと
個人の潜在的な意識を役者や人形に置き換えて、表現させてみるという手法の内容でした。
具体的には家族構成を立ち位置で表現させて言いたい事を言わせる。
言わせた後でもう一回立ち位置を変えさせてみる。そんな実験でした。
代役を決めて置き換えることで本音や言いたかったことを引き出し、
消化不良を起こしているトラウマを改善するテクニックの話しでした。
自分も会社を経営する中で、家族構成に置き換えて表現してみたことが以前にありました。
たったそれだけのことでチームワークは劇的に改善しました。
NLPを知らなくても結果的に同じようなことやっていることはあるんだなと思いました。
知っていたらもっと改善できたかもしれません。
今度もう一回やってみよ。毎日が実験場です。
6.催眠心理−どんと来い!−質疑応答 前田大輔 & 近藤ひかる
「古典催眠」「現代催眠」のエキスパートが回答者となって会場の方からいただく
どのような催眠や心理についての質問にも明快にお答えするコーナーです。
感想→
気に入ったフレーズ。
・「他人の悪口を言うのは2番手。上を蹴落とす必要があるから。」
人間社会は猿世界にそっくりだと感じている自分にとって実にうなずけます。
悪口を言っている人がいたら「お前が上になりたいんだな。わかったよ。
上を蹴落とさないと永遠に2番手だもんな。」って先制攻撃してやることにします。
基本的に自分は、愚痴は可愛げがあるから聞きますが、悪口は嫌いです。
気分が悪くなるから。
・「相手を愛せる場合のみビジネスパートナーにしなさい。あなたが愛せない人はパートナーにするべきでない。」
・「困らせる、困らない、困るのはあなたですか、それとも私?」
これを前田せんせは、「北朝鮮理論」と言っていました。
一番困っている人が周りを困らせているシーンだから。ついでに、せんせの教育方針も聞かせていただきました。
「他人を殺さないこと、他人に殺されないこと、自分を殺さないこと。」
催眠とは関係ありませんが、含蓄のある言葉だと思いましたのでこれもメモしておきます。
総括。
‥‥ということで前田せんせ、そしてみなさん、いろいろありがとうございました!m(__)m
それと参加者のいろんな人とも出会えて嬉しかったです。また会えるといいな。
※米国心理学者アルバート・メラビアン
3Vの法則、 7-38-55ルール55% Visual 視覚情報:見た目・表情・しぐさ・視線・ボディランゲージ
38% Vocal 聴覚情報:声の質・速さ・大きさ・口調、
7% Verbal 言語情報:言葉そのものの意味
実験の前提や目的が誤解されて使われていることが多い。
言葉が通じなくてもコミュニケーションはできるが、
7%というのはあまりに非常識に低い数字なので、この数字や実験についての引用には注意が必要。
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